Apr 12, 2021
今だからこそ!アロマオイルで自律神経を整えよう
今年も4月に入り、暖かい季節とともに新生活が始まったという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。環境が変わるとストレスを感じ、自律神経のバランスが崩れやすくなります。自律神経を整えるのにはアロマ精油がぴったり。自律神経のメカニズムと、アロマ精油の効能について詳しくご紹介しております。
心、肌、体に良いこと。オーガニックの話をしましょう。
Apr 12, 2021
今年も4月に入り、暖かい季節とともに新生活が始まったという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。環境が変わるとストレスを感じ、自律神経のバランスが崩れやすくなります。自律神経を整えるのにはアロマ精油がぴったり。自律神経のメカニズムと、アロマ精油の効能について詳しくご紹介しております。
暖かい季節の始まりとともに、新生活が始まる方も多い4月。新しい生活が始まると、新しい人々との出会いや、今までとは違う環境に、ドキドキ、ワクワク、期待する気持ちとともに、プレッシャーで不安な気持ちや、ストレスがつきものですよね。私たち人間にはそもそも「恒常性」という機能が備わっています。これは安定を好み変化を好まない性質のため、たとえ良い変化であっても環境が変わることに人間はストレスを強く感じるものなのです。また、気温の変化も同じです。春は一年で一番寒暖差が激しい季節。急激な気温の変化は体温コントロールの役割を持つ自律神経にストレスがかかり自律神経の乱れを引き起こします。ストレスは自律神経と内分泌系、そして免疫系を介して人体に様々な不調を引き起こします。人間の体内には数え切れないほど無数の神経がネットワークのように広がっていて、その神経は、体内に存在する各組織と、脳を繋ぐ大事な役割を果たしてくれています。私たちの体を正常に保つために、神経を通じて様々な指令や情報が行き来しているのです。その中で内臓の動きなどをコントロールする、一番重要な働きをする神経が自律神経です。緊張し、心臓がドキドキして汗をかいたり、夜になると自然に眠くなるのは、自律神経の作用によるものなのです。自律神経は人間の身体をコントロールする重要な神経であるため、自律神経のバランスが崩れるだけで、いくつもの不調が一気に起こるという仕組みになっているのです。
自律神経のバランスが崩れることを、「自律神経失調症」と呼びますが、あくまでも状態を表しているに過ぎないため、正式な病名として定義はされていないのが現実。人によって症状も様々なので、自律神経の乱れが原因の不調なのかわからないまま悩まれている方も少ないのが現状ともいわれています。 では、自律神経が崩れることで、具体的には一体どのような症状が起こるのでしょうか。自律神経の仕組みについて詳しく見てみましょう。通常、私たちの身体は意識をしなくても自律神経系によって、ちょうど良いバランスが維持されています。自律神経系は身体中の内臓や、筋肉、皮膚までくまなく張り巡らされています。私たちの身体の中にある神経は、私たちの脳や脊髄にある「中枢神経」と、全身にある「末梢神経」の2つに分かれます。さらに、この末梢神経は「体性神経」と、「自律神経」へと分けられます。この自律神経は内臓器官に関わる重要な神経。私たちの心臓から血管、内分泌腺などを通っています。自律神経は私たちの意図でコントロールすることはできません。つまり、自分で「血管の流れを良くしよう!」と思っても当然できません。自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経は通常、昼間の活動時に活発になります。私たちが緊張したり興奮したときに、汗を出したり、心臓の鼓動が早くなったりするのは交感神経の働きによるもの。副交感神経は、私たちがリラックスしているときに優位になる神経のこと。寝ている間に内臓の動きを高めたり、次の日に備え、体のメンテナンスを行う働きをしてくれます。そうすることで、私たちが特別に意識をしなくても、エネルギーの消費、貯蓄を保ってくれる働きします。交感神経と、副交感神経のバランスが崩れると、自律神経失調症になり、私たちの身体に様々な不調を引き起こすのです。この自律神経失調症は、年齢を問わず発症するといわれています。交感神経と副交感神経がアンバランスになると、肩こりや頭痛、疲れやすさ、不眠や便秘、動悸やイライラ、急に汗をかいたり冷えを感じる、などの不調を引き起こします。
ではなぜ自律神経の不調が起こるのでしょうか。先ほどもお伝えしたように、ストレスを感じることは自律神経のバランスを崩す大きな原因となります。その理由は、私たちがストレスを感じるとき、体内では交感神経がコントロールする副腎皮脂から「副腎皮質ホルモン」や「アドレナリン」が分泌されます。これらには血糖値上昇や血圧上昇、免疫抑制や覚醒などを引き起こす作用があり、交感神経を優位にする働きがあります。ストレスを受け続けることにより交感神経が優位になり続けるため、副交感神経とのバランスが取れなくなります。本来休まないといけない時でも交感神経が優位になってしまうことで、心身の不調を引き起こすのです。また、ストレス以外にも不規則な生活習慣も自律神経の不調へと繋がります。私たちの体は、規則的な生体リズムにより、様々な器官がその役割を果たしています。ですが、慢性的な睡眠不足や栄養バ ランスの偏った生活をすることで、本来の生体リズムが崩れ、自律神経の乱れへと繋がります。また、精神的、身体的なストレスを過度に感じるときも同様です。それだけではなく、女性ホルモンの分泌が急激に減少することで起こる更年期障害も、自律神経が乱れてしまう疾患の一つ。この症状としては、めまいや頭痛、さらにはほてりといった不調を引き起こし、たくさんの女性を悩ませるのです。また、自律神経のバランスが崩れることにより、女性にとって大切な女性ホルモンのバランスの崩れを引き起こすともいわれています。これにより、月経不順へと繋がることも。このように、自律神経が少しでもバランスを崩すと、私たち人間が本来持つ規則的な生体リズムが崩れ、精神的、身体的不調へと繋がるのです。
ストレスや不規則な生活で簡単にバランスが崩れてしまう自律神経。そのバランスを保つのは難しいのでは?と思ってしまいますよね。実は、自律神経のバランスを整えるのは思ったよりも簡単。私たちの日常生活の中で、ちょっとした工夫で簡単にできるのです。例えば、毎日の生活の中で、太陽の光を積極的に浴びることも1つの方法です。太陽の光を浴びることで、セロトニンという幸せホルモンが分泌されるのです。また、自律神経のバランスを整えるのに非常におすすめなのがアロマオイル。アロマセラピーで使われる天然の植物由来100%の精油は、気分の落ち込みを改善してくれる作用があるといわれています。例えば真正ラベンダー精油。真正ラベンダー精油は鎮静作用を持ち合わせています。また、数ある精油の中でも高くリラックス効果が期待できるのも真正ラベンダーの魅力の1つ。爽やかなフローラルの香りが穏やかにリラクゼーションへと導いてくれます。スイートオレンジ精油も非常におすすめ。オレンジ独特のフレッシュで甘い香りがストレスで落ち込みがちな心を前向きに明るく導いてくれます。また、柑橘系の精油は特に消化器系にとても有効とされています。例えば、自律神経のバランスが崩れ、ストレスで起きる食欲不振、消化不良、下痢などに高く効果を発揮してくれます。同じ柑橘系の精油のレモン精油は精神的な疲れや、気持ちが息詰まったときに不安や混乱を取り除いて、リフレッシュさせてくれる効果があります。そして、「バランスの精油」と呼ばれるゼラニウム。この精油は、ゲラニオールリナロールと呼ばれる成分を含んでおり、これらの成分がメンタルケアに高く効果を発揮してくれるのです。女性ならではの精神的な不調の軽減に非常に役立つのです。夜眠る際に、ティッシュに精油を1滴たらし、枕元に置いて眠りについたり、アロマオイル3〜5滴を湯船にたらして入るアロマバスも簡単にリラクゼーションができ、非常におすすめ。
日常生活を送る中で、知らずのうちにバランスが崩れているかもしれない自律神経。忙しい生活の中でも、簡単なアロマテラピーを取り入れることで、ストレスで煮詰まった気分を解放し、自律神経を整えてくれます。AiB Organicsではフランス無農薬の証、ABマーク取得のアロマ精油を取り扱っております。ぜひ毎日の生活にアロマ精油を取り入れバランスの取れたより健康な日々を過ごされてみてはいかがでしょうか。