感染予防に役立つアロマ4選 | AiB Organics
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ORGANIC COLUMN

心、肌、体に良いこと。オーガニックの話をしましょう。

Oct 29, 2020

感染予防に役立つアロマ4選

アロマテラピーというと、リラックスや癒しのイメージがあるかと思いますが、実はアロマテラピーで使用される精油には驚くべき薬理作用が秘められているのです!今回は、今の時期にぴったりの感染予防アロマをご紹介します。

今さら聞けないアロマテラピーとは?

皆様の日常の中で「アロマセラピー」という言葉を聞いたことはありますか? アロマテラピー(フランス語)と言う言葉は造語であり、アロマ「芳香」、テラピー「療法」の組み合わせからなっており、英語では「アロマセラピー」、日本語では「芳香療法」と言われています。アロマテラピーの特徴は、植物の香り成分を凝縮した「精油」と呼ばれるオイルを使用することです。この精油の香り成分が人々の心身のトラブルに穏やかに働きかけ、より健康な状態へと導きます。 また、アロマテラピーは人々の心や体、美容や健康まで全体をサポートすることから、ギリシャ語で「全体的」を意味する「holos」に由来する、「ホリスティック」な自然治療法と言われており、古くから私たちの生活に寄り添ってくれています。 アロマテラピーの目的はAEAJ(内閣府に公益認定された、アロマテラピー関連で唯一の公益法人)により、主に三つと言われています。1.心と身体のリラックス及びリフレッシュを促す。 2.心と身体の健康を保ち、豊かな毎日を過ごす。 3.心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す。そんなアロマテラピーは様々なシーンで使用されており、美容業界では化粧品や日々のスキンケアやボディケアとして、医療業界では日々の健康維持や予防のためなどに取り入れられています。アロマテラピーに欠かせない精油は、「芳香物質」と言う植物本来が持つ香り成分を抽出した揮発性有機化合物の集合体のことで、植物自体が害虫や病気から身を守ったり、受粉をす過程で植物体内で作られた香り成分が、私たちの心身に起こる様々なトラブルに優しく働きかけてくれます。

小さなお花とディフューザー

アロマで免疫力を上げる?!

アロマに使われる精油は、種類の違う様々な植物からなっています。その植物自体が持つ本来の香りは実に様々で、それぞれの特有の香りが様々な効能を持ち、その香りを嗅いだり、植物油と混ぜ肌に塗布することで、私たちの心身のトラブルに幅広く働きかけます。例えば、毎年本格的に寒くなると心配されるのが、インフルエンザなどのウイルス感染ですよね。アロマテラピー研究機関で進められていた「ウイルス感染防止に活かす精油の強力な抗ウイルス活性効果」の研究で明らかになったのが、ティートリー、ユーカリなどの精油の非常に優れた抗ウイルスの活性効果なのです!例えばティートリー。この精油はスーッと馴染むフレッシュで爽やかな香り。爽やかな香りには沈んだ気持ちをリフレッシュする効果があると言われています。また、その爽やかな香りからは想像も出来ないほどの高い抗炎症、抗菌、抗真菌作用を持ち、風邪やインフルエンザなどの感染症を予防する効果があると言われているのです。またそれだけではなく、免疫賦活作用を持ち合わせているのも特徴です。免疫賦活とは体の免疫を活発にする作用のこと。免疫が上がることで外敵や異物の侵入から身を守ることができ、健康を守ることができるのです。この作用があることで、傷の治療や皮膚の消毒、感染症にかかった後の衰弱、神経疲労の回復などにも非常に役立ちます!身近な利用法としては、芳香浴やアロマバス、トリートメントなどとして使用することで日々の生活の中で免疫力アップが期待できます!アロマバスに利用すれば体臭の原因を除去することにも効果があります。

ティートリーとペパーミントとアロマオイル

また、ティートリーに限らず、真正ラベンダーの精油にも免疫力を上げるパワーがあります。真正ラベンダーは「万能精油」と言われており、優れた抗菌、消毒、消炎作用があり火傷や吹き出物などに効果的です。また真正ラベンダーには、ナチュラル・キラー細胞(NK細胞)と呼ばれる、ウイルスなどに感染した細胞や腫瘍細胞を排除する細胞の活性値を上昇させる働きがあり、インフルエンザやウイルス性感染症が流行る今の時期にぴったりなのです。そんな真正ラベンダーの香りはフレッシュでフローラルの爽やかな、私たちに馴染み深い香りとなっています。この爽やかな香りが、日々のストレスを和らげ、免疫力を高める作用を発揮するのです。

小さな可愛いラベンダーの花

免疫力アップだけじゃない!この時期にぴったりな精油

ここまで、この時期の免疫力アップに効果的な二種類の精油を紹介しましたが、ここからはさらに二つのこの時期に効果的な精油についてご紹介していきます。 まず、風邪の予防や早い回復に役立つと言われているのがユーカリの精油です。ユーカリの精油は、強い殺菌効果で古くから親しまれています。そんなユーカリの精油の香りは、清涼感のあるシャープな香りで頭をスッキリと冴えさせてくれる効果があります。また、ユーカリの精油は主にシオネールと言う成分からなっており、このシオネールが去痰や鎮咳作用、抗炎作用に非常に効果があると言われています。そのため、風邪などで喉に絡んだ痰を切りたい時や鼻が詰まった時、洗面器などにお湯を張って精油を1滴垂らし、蒸気を吸い込むなどしてユーカリの精油の香りを積極的に吸い込むことで、症状が改善されると言われています。また、ユーカリに限らずペパーミントの香りもこの時期にオススメしたい精油の一つです。ペパーミントの精油は体を優しく温めた後、冷やし、爽快感を促す作用が高く期待できます。ペパーミント特有のその作用は、喉の腫れや高熱、頭痛を伴う風邪、呼吸器系の不調等に高く効果があると言われています。さらに!ペパーミントの精油は、呼吸器系だけだはなく、寒い季節なるとトラブルが起きやすい消化器系や胃もたれには他のどの精油よりも非常に効果があると言われています。また脳を活性化させ覚醒させる働きがるので、神経衰弱にも非常に効果的です。そんなペパーミントの精油の香りは、ミント特有の清々しくクールな香りをしています。ミント系のハーブにはたくさんの種類がありますが、その中でもペパーミントの精油はアロマテラピーで最も使われる精油の一つです。

ユーカリの葉っぱとアロマオイル

効果的なアロマの使用法!

寒いこの時期だからこそ楽しめる!塗る、嗅ぐだけではない、この時期ならではのアロマテラピーの利用法をご紹介いたします!まずはこの時期におすすめのアロマバスと呼ばれる方法。アロマバスとは、バスタブに張ったお湯の中にアロマの精油を落として入浴する方法です。温かいお湯から出る湯気によってアロマの香りが包み込むように立ち上り、鼻から香りを楽しめるうえ、皮膚からも精油が浸透し、精油成分が優しく心身に働きかけてくれます。精油のいい香りを嗅ぎながら温かいお湯に浸かれば、お湯で揮発する精油本来のの働きに、入浴のリラクゼーション、温熱効果が加わることで心身ともにリラックス効果があり、体もほぐれて癒されます。このアロマバスをすることにより、血行が促されてリラックス効果を発揮し、一日のストレスを癒してくれます。またアロマバスだけでなく、精油を使って抗菌スプレーを使用することもできます。シュッと吹きかけるだけという簡単な方法で、お手軽に精油本来の香りが楽しめます!また、天然精油ならではの効能を活かして、消臭、虫除け、空気清浄などにも活用することができます。

アロマオイルと白いバスタブ

精油の芳香成分は私たちの体内に入り、その効果を発揮します。だからこそ、オーガニック品質をお選びください。私たち AiB Organicsでは、信頼の安全、安心の100%オーガニック認証の精油を取り扱っております。ぜひこの機会に、皆様の健康維持のためにアロマオイルを取り入れてみてください。